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ドゥンガの警鐘

2003/02/23(日)

 ジュビロ磐田のテクニカルアドバイザーで、元キャプテンのドゥンガは不調のチームが3月21日のJリーグシーズン開幕までに復調することを確信している。
 しかし、彼はプレーヤー達に今シーズンタイトルを守る事は、昨シーズンの両ステージ完全制覇のように簡単にはいかないと警告した。

 柳下正明新監督の指揮下のジュビロは、ここまで不本意な成績に終わっている東アジア初のクラブ・トーナメント「A3マツダチャンピオンズカップ」を土曜日に東京の国立競技場で締めくくる。
 先週日曜日の韓国、城南一和との初戦を0−2で落とし、続く水曜日にはライバル鹿島アントラーズに同じく0−2で敗れた。
 鹿島は土曜日の対城南戦で、引き分けでタイトルと40万ドルの優勝賞金を手にする事ができる一方、ジュビロはプライドを賭けて中国の大連実徳と対戦する。

 1994年ワールドカップ優勝ブラジルのチームキャプテンだったドゥンガは言う。「この最終戦を勝つ事は非常に大事だ。勝つ事によって、選手達が自信を取り戻すだけでなく、コーチングスタッフやサポーター達も同時に自信を取り戻すことができるからね」
「選手達が日々のトレーニングでやっている事を何とかピッチで見せてもらいたい。特に20〜25mの距離からのシュートをね。それにゲームのリズムを変える事も必要だ」
 ジュビロの躓きについてドゥンガは、「波に乗るのに2・3試合かかる事は別に珍しい事じゃない。ただ、すべての試合、練習でレベルは確実に上がっていると思うよ」と語った。
「Jリーグのシーズンが始まる頃にはチームも強さを取り戻しているはずだ。ただ他のチームもうちとの試合ではもっとアグレッシブ且つ攻撃的にくるだろうから決して簡単にはいかないと思うよ」
「鹿島との試合では、最初の試合より多くの良いクロスを上げていたし、後半ではスピードも上がり、試合のテンポを変える事もできていたからね」
「しかしチームはもっとバランスが必要だね。高原はもういないし、中山や名波は鹿島戦ではプレーしなかった。若い選手達にはチームプレーや連係にまだまだ時間が必要だ」

 高原がドイツ、ハンブルグに去った今、柳下監督はマツダチャンピオンズカップの両試合で西紀寛をトップとして起用した。しかしドゥンガは、通常は右ウィングの西がジュビロの得点力のカギになる事はないと感じている。
「西にとってゴールを背にプレーするのは難しかったようだ。彼はゴールを向いた方が彼のスピード、ドリブル力、そして得点力が活きるだろう」

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