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ジェフ飛躍のカギを握る男、望月

2003/02/13(木)

 中西永輔にはできた。名良橋晃にもできた。そして、秋田豊にもできた。
 何ができたのか、とお思いだろうか?
 答えはもちろん、代表スタメンへの復帰である。現在の日本代表はジーコ監督が率いているが、ジーコの前任者であるフィリップ・トルシエの時代には、これらの選手は長らく代表から離れていた。
 ジェフユナイテッド市原の社長である岡健太郎氏によれば、ジェフが今年獲得した望月重良もこの再招集の流れに加わるかもしれない。

 ヴィッセル神戸からジェフに移籍した望月は、1997年から2001年にかけて日本代表戦15試合に出場し、ゴールはわずか1。
 しかし、この1ゴールはとても重要なゴールであった。2000年の10月、レバノンのベイルートで開催されたアジア・カップの決勝、日本がサウジアラビアを破った試合の決勝ゴールなのである。
 29歳のミッドフィールダーには代表チーム入りのチャンスがまだあるのかと尋ねると、岡氏はこう答えた。「あります。望月には再び代表選手になれる可能性があると思います。彼はとても魅力的なプレーをしますからね。
「ジェフで良いプレーをすれば、ジーコは代表メンバーに選ぶでしょう。今シーズン、そうなる可能性が高いと私は思っています」

 1996年から2000年まで名古屋グランパスエイトでプレーした望月は、京都パープルサンガに短期間在籍した後、この冬ジェフが獲得した大物移籍選手の1人となった。もう1人は、韓国の水原三星ブルーウィングスからやって来たブラジル人ミッドフィールダー、サンドロである。
 新監督も豊富な経験をもつボスニア人イビツァ・オシムに決まり、クラブのトップである岡氏は、今年のジェフは1993年のJリーグ発足メンバーとなって以来初の優勝を飾ってもおかしくないと感じている。
「新監督はとても有名で優秀な人です。望月、サンドロをはじめとして新メンバーも揃っているので、今年は昨年よりレベルが上がったと思っています」と岡氏は語る。
 「今シーズンはぜひとも優勝したいですし、その可能性は高いでしょう」

 確かに、ジェフの攻撃陣はかなり強力だ。
 大柄の韓国人フォーワード、チェ・ヨンスが3年目のシーズンを迎え、彼らしい積極果敢さでチームを引っ張ってゆく。
 新監督のオシムはチェをポスト役として前線に一人で張り付かせ、後ろから大柴克友とサンドロがサポートする形をとるだろう。
 村井慎二を左ウィング、羽生直剛を右ウィングに配置すれば、強力なフォワード・ラインとなるはずだ。
 望月と阿部勇樹は中盤で安定した守備力を供給し、その背後には、ユーティリティー・プレーヤーの中西やスロベニア代表のゼリコ・ミリノビッチらが形成する3バックが控えている。
 岡氏は、今年はジェフ大飛躍の年になると感じているのだろう。少なくとも、Jリーグに加入して以来もっともエキサイティングで面白いシーズンになるのは間違いなさそうだ。

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