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アマラオ最後のシーズンに備えるFC東京

2003/02/02(日)

 終わり良ければ全て良しと言う。
 アマラオのFC東京での長く輝いたサッカー人生も来シーズンで終わりを告げるようだ。
 36歳のブラジル人CFは、まだチーム名が東京ガスだった1992年からプレーしてきた。
 FC東京がJリーグに参加した1999年、アマラオの得点力はチームを最初の挑戦でJ1昇格に導き、以来FC東京はJ1で善戦してきた。

 先シーズン、アマラオは29試合で15ゴールを挙げた。彼の年齢でのこの成績は、チームとしては無視するわけにはいかなかった。
 クラブの常務取締役、村林氏は今週こう語った。
「アマラオはFC東京にとって、特別な人であり、また特別な選手でした。彼のような人には2度と会えないと思います」
「FC東京は創立からまだ5年ですが、アマラオはすでに10年以上もこのチームでプレーしてきたのです。しかし、彼もすでに37歳ですし、誰もが彼のピークが去ったとわかっています」

 調布の東京スタジアム(現・味の素スタジアム)でのアマラオの人気は絶大だ。
 ファンは彼を「東京のキング」と呼び、スタジアムには「キング・アマラオ・スタジアム」との横断幕が掛けられている。
 この事がFC東京をして彼に2003年の新しい契約を提示した大きな理由であり、また村林氏をはじめ、チームスッタフが彼のために特別な1年にしようとする理由でもある。
「我々はもっと多くのアマラオグッズを企画し、また彼の背番号11を特別企画に使っていきたいと思います」そう村林氏は語った。
「例えば、東京スタジアムの11番ゲートは“アマラオ・ゲート”、そして全ての11番席を“アマラオ・シート”と呼ぶ予定です」

 FC東京は横浜Fマリノス(日産)、浦和レッズ(三菱)、そして名古屋グランパスエイト(トヨタ)などと比較して最も低予算のチームの一つだが、ビジネスの観点から言うと、最も健全経営のチームの一つでもある。
 チームは来期も原博実監督のもと、アマラオ、攻撃的MFケリー、そしてDFジャーンと同じ外国人選手で更なる成長を目指して戦う。
 昨シーズン、チームに欠けていた左サイドMFとしてジュビロ磐田から獲得した金沢浄は、チームにバランスをもたらすはずだ。
 右サイドには、オリンピック代表候補の石川がマリノスに移籍した佐藤由紀彦に代わって完全移籍する見込みだ。
 その佐藤由紀彦が同じ右サイドに入るであろう、ブラジルワールドカップ体表、カフーの獲得をどう思っているのかはまた別の問題である。
 また一方のヴェルディはマリノスが田中隼磨をレンタルではなく完全移籍に同意してくれる事を望んでいる。

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