私のベスト・イレブン
リーグ・シーズンが終わったばかりのこの時期、自分のベスト・イレブンを選ぶのはいつも楽しいものだ。
皆さんは、もう選びましたか?
今回は、私のベスト・イレブンを紹介させていただこう。両ステージを制覇してリーグ・チャンピオンに輝いたジュビロ磐田の選手がやはり多く入っている。
私が選んだジュビロの選手は、6人。チームの強さを考えれば当然のことかもしれない。
ジュビロは3−5−2のフォーメーションを採用しているので、まず選んだのはディフェンスの右サイドの鈴木秀人だ。
鈴木は今でも自分をコントロールできなかったり、かっとなってしまうことが時折あるが、俊敏だし、果敢である。鈴木が抜かれ、ジュビロの右サイドが突破されるというシーンは、あまり見たことがない。
3−5−2システムのディフェンダー、残りの2人は、FC東京のブラジル人センターバック、ジャーンと横浜F・マリノスの松田直樹にした。ジャーンは東京の貴重な戦力であったし、日本で最も過小評価されていた外国人選手の1人である。一方の松田は、そのリーダーシップとスタイリッシュなディフェンス術により、総合順位でジュビロに次ぐ2位の成績を残したチームに貢献した。
もちろんジュビロがあらゆる分野で傑出しているのだが、中盤の5人も豪華で、強力なものとなった。
福西崇史と服部年宏は中盤の「機関室」で安定して、信頼性の高いプレーを見せており、中盤あるいは両サイドで攻撃を組み立てる際にしっかりとした基礎となっていた。
この2人を入れたため、同じポジションで高い評価を受けている他の2人の選手を落とさなければならなかった。それは鹿島の中田浩二とガンバ大阪の遠藤保仁である。
右ウイングは、京都のパク・チソン(朴智星)だ。ダイナミックで、しかも粘り強い選手であり、PSVアイントホーフェンでも間違いなくいい仕事ができるだろう。左はジュビロの藤田俊哉。インテリジェントかつクリエイティブな万能選手で、昨年のMVP受賞は伊達ではない。
ゲームメーカーは、ヴェルディのブラジル人選手エジムンドにしたい。チームを1つにまとめて、目的と方向性を示し、素晴らしいゴールもいくつか挙げたからだ。彼の移籍は、ヴェルディとJリーグの両方にとってプラスであり、12月16日に発表されるJリーグMVPでも有力候補だろう。
残るは、ストライカー。
有力な選手は何人もいる。たとえば、ガンバの大柄なブラジル人マグロン、電撃的なスピードを誇る浦和のエメルソン、名古屋で安定した働きを見せているウェズレイなどがそうだ。
しかし、ベスト・イレブンにもっとも相応しいのはジュビロの2人、高原直泰と中山雅史だろう。
リーグ戦での2人のゴール数の合計は、42。タカは27試合で26ゴールを挙げたし、コンビネーションもとても良い。
そうそう、ゴールキーパーも!
やはりこのポジションも候補は何人もいるが、鹿島に在籍し、プレッシャーのかかる試合で安定した力を見せてきた曽ケ端準が抜けている。
さあ、私が選んだ2002年度Jリーグ・ベスト・イレブンを改めて紹介させていただこう。フォーメーションは3−5−2。選手は、曽ケ端準がゴールキーパーで、鈴木秀人、ジャーン、松田がディフェンス。中盤は、パク・チソンに福西、服部、藤田、エジムンド。フォワードは、高原と中山だ。
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