« 最後まで不可解だった、トルシエ | トップページ | アジア、ガウチに反撃 »

次の日本代表監督は誰だ?

2002/06/21(金)

 日本代表監督としてのトルシエの時代は終わりを告げた。日本サッカー協会の次なる一手はどうなるのだろうか?
 既に巷では空席となる監督の座を巡って色々な名前が取り沙汰されている。

 1998年のワールドカップでフランス代表チームを優勝に導いたエメ・ジャケ氏、初出場のセネガルを率いて今大会で旋風を起こしたフランス人監督ブルーノ・メツ氏、過去5大会に連続してそれぞれ違う国を率いたボラ・ミルチノビッチ氏、そして今や韓国の英雄となったオランダ人監督フース・ヒディンク氏などがそうだ。

 トルシエは自身を評して、若いチームを育てる事に才があるとよく言う。
 この点についてはユースチーム、オリンピック代表チーム、そして日本代表チームを率いた彼の仕事ぶりからよく見てとれる。

 トルシエはユースチームから中田浩二、稲本潤一、小笠原満男、本山雅志、そして高原直泰を代表チームに抜擢し、彼らは将来の日本代表チームを支える強力な礎となるまで成長した。
 そして今、日本が必要としているのはチームを次のレベルに導いてくれる監督だ。

 前述した候補者の内、ヒディンク氏が最適のようにも思えるが、仮に日本サッカー協会が彼に監督就任を依頼したところで実現する可能性は殆どないだろう。
 それこそ、今大会の準備期間からコツコツと積み重ねてきた日韓両国の関係はアッという間に崩壊してしまうに違いない。ヒディンク氏の監督就任はないと言っていいだろう。

 ミルチノビッチ氏は今大会では中国代表チームをセカンドラウンドに導く事ができなかったが、彼は率いるチームをセカンドラウンドに導く術を知っている。日本は彼を高く評価するべきだろう。
 ジャケ氏はトルシエよりも年長で、さらに思慮深く、そして温厚であり日本サッカー協会が最も切望している一人である。トルシエが実績を挙げ、サポーター達の人気を得るまで何かと衝突を繰り返してきた日本サッカー協会にとってはジャケ氏はずっと扱いやすいだろう。
 メツ氏はアフリカ諸国の代表監督を務め、さすらい者、異端児と称される所などはトルシエとよく似ている。
 ただ、近年メツ氏はセネガル人女性と結婚し、アブドゥル・カリーム・メツと現地名まで持っている。彼にとって、今やアフリカが母国になってしまったのかもしれない。

 現時点ではジャケ氏が最有力であろう。
 しかし、誰が最適であるかと問われれば、それは間違いなくヒディンク氏だろう。

固定リンク | | コメント (0)

コメント

この記事へのコメントは終了しました。