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ビッグイヤーに備える崔龍洙

2002/02/21(木)

 先週末、注目を集めたプレシーズン・マッチのあと、崔龍洙(チェ・ヨンス)は、選手生活でもっとも重要な年に向けて順調に調子をあげている、と語った。
 日曜日、この28歳のストライカーが所属するジェフユナイテッド市原は、柏レイソルの本拠、日立柏サッカー場での「第8回ちばぎんカップ」でレイソルに0−1で敗れた。

 ゲームでの唯一の得点は、75分。崔と同じく韓国代表のメンバーである、柳想鐡(ユ・サンチョル)がディフェンスのミスからボールを奪い、ゴールのすみに低い弾道のシュートを決めた。
 得点は、レイソルが10人になったあとのことだった。後半4分に、レイソルのもう一人の韓国人選手、黄善洪(ファン・ソンホン)がジェフのDF茶野隆行ともつれあい、退場処分を受けていたのである。

 これら3人の韓国人プレイヤーにとって、今年は大切な年である。3人は、5月31日から6月30日まで日韓で共催されるワールドカップで、フース・ヒディンク監督が指揮する韓国代表チームのメンバー23人にそろって選出されることが予想されているのだ。

 「はい。エキサイティングな試合でした。柳と黄が相手にいましたから」と崔。
 「でも、負けたことはそれほど気にしてはいません。シーズンの開幕まで、まだ2週間ありますから。チームで練習したのはたった3週間だし、僕が練習に出られないときもありました。韓国代表チームのメンバーとしてアメリカでのゴールドカップに参加していましたから」

 「新加入の選手もいました。僕の調子も最高というわけではなかったけど、3月3日の開幕戦とあとに続く試合には間に合わせたいと思っています。長い1年になりそうですね」

 昨年、Kリーグの安養LGチータースから千葉を本拠とするジェフユナイテッドに移籍した崔は、すばらしいデビュー・シーズンをおくった。
 21得点は、リーグの得点王ウイル(コンサドーレ札幌)とは3点の差であり、ジェフユナイテッドは年間総合順位で3位という好成績をおさめた。

 日曜日、崔は前半、レイソルのタフなDF渡辺毅から厳しいマークを受けたが、後半は多くのスペースを見つけ、レイソルのゴールを何回も脅かした。
 彼はまた、ゴール裏での騒々しい振る舞いゆえに「イエロー・モンキー」として知られている一群のレイソル・ファンの罵倒の的にもなっていた。

 相手プレイヤーが声の届く距離までまで来ると、レイソルの黄色のユニフォームを着た若いファンは金網まで突進し、この不運なプレイヤーを露骨に侮辱するのである。
 崔はレイソル・ファンの挑発的な振る舞いに明らかにショックを受けた様子で、前半には警告として件のファン達を指差したりしていた。

 しかし、ワールドカップ・イヤーには、他に注意すべき大事なことがまだまだたくさんあるのである。

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