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岡野会長とトルシエ監督、それぞれの後任人事

2002/01/19(土)

 2002年のワールドカップ後に、70歳になる日本サッカー協会会長、岡野俊一郎氏は引退するにあたって、次の日本代表監督人事について次期会長への助言と援助を惜しまないと語った。
 岡野氏の後任はまだ決まってはいないが、後任が誰であれトルシエの後任を選ぶという大役が待ち受けている。
 1998年に日本代表監督に就任したトルシエだが、彼は既にワールドカップ後に日本代表監督を辞任する意向を明らかにしている。

 後任の代表監督選出について岡野氏は、「後任人事については引退する私は何も言うべき立場にないが、次の会長が望むのであれば、喜んで助言はさせていただく」また、「とは言うものの、まずは技術委員会の判断が中心となるだろう」と語った。
 技術委員会では最終候補者のリストを検討し、このまま外国人監督に依頼するのか、また、日本人監督に戻すのか決断することになる。

 協会には岡野氏の後任として一番有力と見られているJリーグチェアマンの川淵三郎氏をはじめ、小倉純二氏、森建兒氏、そして釜本邦茂氏の4人の副会長がいるが、過去には痛烈なトルシエ批判の先鋒であった川淵氏と釜本氏のどちらかが会長に選出されたとしたら当初は無難に日本人監督を選出する道を選ぶだろう。

 トルシエが代表監督に就任した当初、彼は人事を始めチームを根本から改造しはじめ、代表チームが発展途上の1999年には7試合の国際試合に未勝利という我慢の年を味わった。協会がトルシエ批判で揺れたその年ですら、岡野氏は孤軍トルシエを擁護し続けた。そして、彼の擁護はこの18ヶ月でようやく実を結んだと言えるだろう。

 岡野氏は会長選の日程についてはまだ未定であると語ったが、その日は確実に近づいてきている。
 また、トルシエについても彼が日本を去る事についてはまったく驚いてないと語った。
「もともと彼とはワールドカップまでの契約であったし、トルシエとは契約延長について一度も話し合った事はない」また、「ワールドカップ後に、代表監督が辞任するというのはワールドカップに出場するという任務を達成した監督にとって極めて当たり前の話だ」と岡野氏は語った。

 現時点では代表監督候補は、前代表監督の岡田武史氏、1998フランスワールドカップ優勝監督のエメ・ジャッケ氏、そして、現韓国代表監督のフース・ヒディンク氏の3人だ。

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